OpenSeaを最近使い始めたけど、ガス代っていつかかるの?いくらなの?
安く抑える方法があったら教えてほしい!
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- OpenSeaでガス代がかかるタイミングがわかる
- ガス代を少しでも安く抑える方法がわかる
本記事の信頼性
本記事は、国内外問わずNFTアートを50点以上売買してきた経験をもとに執筆しています。
ガス代がどのタイミングで発生するかを正しく把握できていないと、気付かぬうちに多額のガス代を払っていたということに繋がってしまいます。
本記事を読み進め、OpenSeaでガス代がかかるタイミングを正しく把握しましょう
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NFTがなかなか売れない方へ
OpenSea(オープンシー)とは?
OpenSeaとは、世界最大手のNFTマーケットプレイス(販売所)のことです。
OpenSeaの特徴は下記の通り。
- 無料でNFT作成ができる
- オークションと固定価格と2種類の販売方法がある
- 多くのブロックチェーンに対応している
他にもNFTマーケットプレイスはいくつかありますが、上記の理由から初心者の方はOpenSeaから使用してみるのをおすすめします。
OpenSeaの使い方は、下記記事で細かく解説していますのでぜひチェックしてみてください!
OpenSeaの使い方
また、OpenseaでのNFTの買い方は下記記事でまとめているので、こちらも併せて確認してみましょう!
OpenSeaでのNFTの買い方
OpenSeaでかかる"ガス代"とは?
ガス代とは、イーサリアムネットワーク上で取引をする際に発生する手数料のことです。
なぜガス代が必要なの?
世界中にはブロックチェーン上で仮想通貨取引データが正しいことを証明する作業を行う人たちがおり、その作業の報酬として支払割れるのが"ガス代"という位置付けになります。
OpenSeaは、メインでイーサリアムネットワークを利用しているため、取引を行う際にガス代が発生します。
ガス代があるおかげで、自律分散的にセキュリティが保たれているんだね!
ガス代はどうやって計算されるの?
ガス代は、イーサリアムネットーワーク上で行われる取引量に応じて価格が変動し、Gweiと呼ばれるガス代の単位で管理されています。
ガス代の計算方法は下記の通りです。
ガス単価(Gwei)× ガスリミット(Gaslimit)
Gwei は取引量が多くなると高騰し、取引量が少ないと安くなります。
つまり、世界中で取引をしている人が多い時間帯や時期ほどガス代は高騰し、閑散としている時にガス代は安くなるという傾向があります。
NFTが爆発的に流行している時には、作品の値段よりもガス代の方が高いということがしばしばあります。
OpenSeaでガス代がかかるタイミング
NFT販売者側にかかるガス代
NFT販売者(クリエイター)側にかかるガス代は、こちらのタイミングでかかります。
- イーサリアム作品を初めて出品(listing)する時
- イーサリアム作品へのオファーを受ける(Accept)時
- イーサリアム作品の販売設定を解除する時
- イーサリアム作品をエアドロップ(Transfer)する時
- イーサリアム作品のIPFS(Freeze metadata)を設定する時
- イーサリアム作品の価格を下げた時(定量のガス代)
- イーサリアム作品を削除(Delete)する時(定量のガス代)
イーサリアム作品は、価格設定をするときに初回のみガス代がかかります。
2作品目以降は、ガス代がかかることはないのでご安心ください。
初の価格設定時はできるだけガス代がかからないよう、安い時間帯を狙いましょう!
NFTクリエイターのあなたにオススメ記事
NFT購入者側にかかるガス代
NFT購入者(コレクター)側にかかるガス代は、こちらのタイミングでかかります。
- ETH⇄WETH 変換(Convert)する時
- ETH⇄Polygon 変換(Convert)する時
- イーサリアム作品へのオファーをキャンセルする時
- イーサリアム作品へのオークションオファーをキャンセルする時
- 価格設定されているイーサリアム作品を購入する時
購入者は固定価格で販売されているNFTを購入する際に、必ずガス代がかかります。
私の感覚としては、0.02~0.03だと安い方ではないかと思います(2022年2月時点)
NFTコレクターのあなたにオススメ記事
ガス代がかからない取引
NFT販売者側のガス代金がかからない取引
NFT販売者(クリエイター)側は、こちらの場合ガス代はかかりません。
- Polygon作品を初めて出品(listing)する時
- 価格設定しているイーサリアム作品の価格を下げる時
- Polygon作品をエアドロップ(Transfer)する時
- Polygon作品のIPFS(Freeze metadata)を設定する時
Polygon作品で出品する場合、ガス代がかかることはほとんどありません。
初心者のお試しで出品される方はPolygonネットワークで出品される方が多いです。
本気でNFTコレクションを運営していきたいという方には、市場規模の大きいイーサリアムネットワークをお勧めします。
NFT購入者側のガス代がかからない取引
NFT購入者(コレクター)側は、こちらの場合ガス代はかかりません。
- オファーで作品を購入する時
- Polygon作品を購入する時
- 価格設定しているNFTの販売価格を下げる時
オファーでNFTを購入する際は、購入者側はガス代がかかることはありません。
ほしい作品があったら、まずオファーを出してみるという戦略もアリでしょう!
オファーにはWETHが必要なので、イーサリアムからのブリッジ時にガス代がかかります。
ガス代を少しでも安く抑える方法
ガス代は、その時の市場の取引量によって価格が常に変動しています。
つまり、安い時にガス代を支払うことが現時点でのガス代を安く抑える方法です。
ガス代がいつ安いかをみるには、Ethereum Gas Price Chartがおすすめです。
下記チャートの数値が低い時間帯を狙って取引をすることでガス代を抑えることができます。
このサイトの数値を分析して、安い時間帯を狙って作品購入や販売設定を行いましょう。
クリエイターはガス代がかからないPolygonがおすすめ?
じゃあガス代がかからないPolygonで出品した方がいいよね?
結論、そういうわけでもありません。
NFTに詳しいインフルエンサーのイケダハヤト氏は、NFT作品をビジネスとして本格的にグロースしていきたい場合、イーサリアムでの出品をおすすめしています。
詳しい解説は下記Voicyで語られています。
(Voicy[イケハヤラジオ] 10月5日放送 「【クリエイター向け】NFTを売るなら、これ抑えておこう!」 チャプター3)
イーサリアム出品が良いとされる理由は、市場規模がイーサリアムの方が圧倒的に大きいから。
実際に、世界のランキングをみていても、上位はイーサリアム出品しか見当たりません。
私も購入者として、Polygonに変換する時のガス代や市場規模を鑑みて、Polygon作品は購入できていないのが現状です。
ただ、趣味やお試しでやってみるのであれば、Polygonでも問題ないでしょう!
NFTを売るのに苦戦しているという方は、下記記事もチェックしてみてください。
私自身コレクションを運営しており、販売実績もあるので参考になるかと思います。