WEB制作会社への営業メール、どんな文章を書けば良いかわからないなぁ〜。
本記事では、こういった悩みを解決します。
この記事を書いた人
そんな僕が本記事で「WEB制作会社への営業メール文をどう書けばよいか?」について解説します。
コピペOKですが、ただコピペで送っても提携は厳しいです!
必ずこの記事を読んで文章の意図を理解してください。
そうすれば、WEB制作会社と提携できるような文章をかけるようになります!
ぜひ最後までご覧ください。
返信率が高いWEB制作会社への営業メール文の書き方とコツ
結論、「簡潔」かつ「相手目線」で書きましょう。
ほとんどの営業メールは読まれない
前提として、Web制作会社も日々の業務で忙しいのでほとんどのメールは読みません。
僕は提携先のWeb制作会社で仕事をした時、営業メールが毎日何通も送られてくるという状況を目の前で見ています!
そして、僕自身も200件ほどメールを送り、10件しかメールは返信されませんでした。
営業メール返信数と提携数
営業数 | 200社 |
返信数 | 10社 |
提携数 | 7社(2件断り、1件断られました。) |
僕の場合は、200件中10件ほどの返事がありました。返信率5%ですかね。
この返信率は多いか少ないかでいうとおそらく多い方だと思います。
返信率が高かった制作会社のリストアップ方法については下記の記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。
この厳しい状況の中で提携するためには、その多くのライバルの中からあなたを選ぶ理由を見つけなければなりません!
ライバルを出し抜く文章のコツ
結論、僕たちがすべきことは
たまたま見た時にスッと頭に入ってくる内容「簡潔さ」とこの人と組んだら仕事が楽になりそうだなと思われる「相手目線」で文章を構成する必要があります。
上記2点を踏まえた営業メールを考え、現在提携7社となれました!
凡人の副業サラリーマンである僕ができたので、誰でもできると思います。
返信率が高いWEB制作会社への営業メール文【コピペOK】
返信率が高いWEB制作会社への営業メール文
そんな読まれる確率がほとんどゼロに近い営業メールで
返信率5%を実現したメール文がこちらです。
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 主にWordpressサイト制作で生計を立てているフリーWebクリエイターの◯◯と申します。 この度は、貴社のホームページを拝見しまして、 会社紹介、過去の制作実績などを拝見する中で、そのビジョンなどに共感し、WEB制作で何かお手伝いできることはないかと思いご連絡いたしました。 【提供できること】 ・HTML/CSS/jQueryを使ったコーディング(レスポンシブ対応可) ・WordPressの導入、サイト構築、改修 ・Figma/Photoshop/Illustratorを使用したWebデザイン ・SEO対策、Google,SNS等の広告運用 【私と提携する最大のメリット】 ・企画、デザイン、コーディング、Wordpress化を一気通貫して作業するため、柔軟&高品質&スピーディに納品することが可能です。 ・営業日以外の休日、祝日にも制作するため、金曜発注→月曜納品という他の作業者が稼働していない時間を利用して、圧倒的なスピード納品も可能です。 また以下のポートフォリオにて私の実績や料金表を掲載しておりますので、お忙しいところ恐縮ですがご確認いただければ幸いでございます。 【制作実績】 ポートフォリオサイト https://○○○ ※サイト内の実績は、デザインからコーディング、画像選び、Wordpress化まで、私がゼロから作り上げました。 過去の制作実績やポートフォリオサイトなどをご覧いただき、もしご興味をお持ちいただけましたら、本メールにご返信いただければ幸甚です。 【対応可能時間】 週◯時間〜 ※Slackやchatworkなどのチャットツールの扱いもできます。また、企業様とのやりとりにも慣れており、柔軟な対応ができます。 お忙しい中、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 ぜひとも、継続的なお付き合いができたら幸いです。
3パターンほどの文を検証として送っていましたが、この文章が一番返信されました。
このくらい普通に書いてるわ!
そう感じた方はポートフォリオのクオリティを見直した方が良いです。
Webデザイナーであれば、下記の記事で紹介している本を参考に作り直しましょう。
ポートフォリオのクオリティは面談でも突っ込まれる部分ですし、侮れません。
WEB制作会社に評価されるポートフォリオサイトの作り方については後日記事で解説しますので少々お待ちください。
最も重要なのは「提携するメリット」の具体性
今回の営業メール文で一番ポイントと言って良いのが「提携するメリット」欄です。
正直、WEB制作者にそこまでスキルの差はありません。
つまり、重要なのはスキルの”見せ方”です。
僕の場合、アピールしているのは「柔軟性」「高品質」「スピーディ」です。
その中でも「スピーディ」に関しては下記の通りかなり具体的なイメージを添えて書いています。
営業日以外の休日、祝日にも制作するため、金曜発注→月曜納品という他の作業者が稼働していない時間を利用して、圧倒的なスピード納品も可能です。
何気ない一文ですが、WEB制作会社目線で考えると
確かに、金曜にお客さんから連絡きてすぐに納品してほしいって言われることあるなぁ。土日は仕事してくれる人がいなくて案件が進まないから困ってたんだよなぁ。
という課題を担当者の頭に想像させることできます。
つまり、潜在ニーズを引き起こす文章を書きなさいということです。
結局、ただ単に「納品スピードは誰にも負けません!」と書かれていたところで「ふ〜ん」で終わっちゃうんですよね。
提携するメリットの部分では、相手の潜在ニーズを引き起こす文章を自分の頭で考え、営業メールに取り込みましょう!
ちなみに、僕も以前は文章能力はポンコツでした!
様々なライティング系の本は読みましたが、今思えばこの「新しい文章力の教室」1冊買えばブログにしろ仕事にしろ、ライティングに関してはOKだと思います。
営業メールの文章構成
この文章の構成は下記のとおりです。
- 挨拶
- できること
- 組むメリット
- 実績
- 対応できる時間
- 締め文
構成としてはそこまで多くもないのでこのくらいの文量に収めましょう。
営業メールは相手の気持ちの変化を想像する
そしてこの構成は営業を受ける側の気持ちの変化に沿って作っています。
イメージとしては下記のような感じです。
会話のキャッチボールイメージ
何してる人なんですか?何ができるんですか?
WordPressサイト制作で生計を立てているフリーWebクリエイターのノアと申します。
提供できることは4つです。
①HTML/CSS/jQueryを使ったコーディング(レスポンシブ対応可)
②WordPressの導入、サイト構築、改修
③Figma/Photoshop/Illustratorを使用したWebデザイン
④SEO対策、Google,SNS等の広告運用。
あなたと組むメリットはなんですか?うちにどんな良い影響がありますか?
私と提携する最大のメリットは2つあります。
①企画、デザイン、コーディング、Wordpress化を一気通貫して作業するため、柔軟&高品質&スピーディに納品することが可能です。
②営業日以外の休日、祝日にも制作するため、金曜発注→月曜納品という他の作業者が稼働していない時間を利用して、圧倒的なスピード納品も可能です。
メリットは分かったけど、本当に頼んだ仕事できるの?実績は?
できます!制作実績はこちらのポートフォリオサイトにございますのでご覧ください。
ポートフォリオサイト https://○○○
サイト内の実績は、デザインからコーディング、画像選び、Wordpress化まで、私がゼロから作り上げました。
実績も大丈夫そうだね。ちなみに、どのくらい稼働できるんだい?
週◯時間〜稼働できます!
Slackやchatworkなどのチャットツールの扱いもできます。
また、企業様とのやりとりにも慣れており、柔軟な対応ができます。
このくらい稼働もできるなら一度話してみるか。
こういった会話のキャッチボールと受け手の考えの変化を想像して書いています。
このような書き方だと、担当者の方もスッと内容が入ってきます。
ちなみに、実際に提携面談で聞かれた内容については、下記の記事で紹介しているのぜひご覧ください!
絶対に読まれないNGなメール文
逆にこれをやってると読まれない文章の特徴も挙げます。
- 本名を記載しない
- だらだらとした長文
- テンプレ感満載の文章
- 対応時間があまりにも短い
- 組むメリットを明確に記載していない
上記のような文章は全く相手にされません。
制作会社に送る時には、上記の点もチェックした上で送信しましょう!
まとめ
以上が、返信率が高いWEB制作会社への営業メール文の書き方とコツです。
ただ、営業メールだけでは当然提携はできません。
7社と提携できるまでにやったことは下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
未経験の凡人会社員からWebデザイナーとして7社と提携できたという体験は少ないと思います。
そして、本記事の内容を参考に営業をすれば必ず成果は出ます。
ぜひ僕の体験を参考に、営業をしてみてください!