web制作で稼ぎたいけど、契約書周りについて全くわからないなぁ〜。
このような悩みに答えます。
この記事を書いた人
そんな僕が本記事で「WEB制作に最低限必要な契約書」について解説します。
WEB制作の仕事をするなら、契約書の知識は必須です。
契約書の知識がないと、あらゆるトラブルに巻き込まれる確率がグンと上がります。
そこで、今回は自分も守るという意味で、最低限必要な知識のみを解説します。
そして、契約書周りが理解できたら、どんどん営業していきましょう!
営業メールについては下記記事で解説しています。
今回の内容は、ざっくり契約周りを理解しておきたいという方には、かなり参考になると思います!
ぜひ最後までご覧ください。
Web制作で最低限知っておくべき契約書とは?【完全初心者向け】
WEB制作に最低限必要な契約書は下記です。
- 秘密保持契約書
- 業務委託契約書
- 見積書
- 請求書
当然、業務内容によっては他の契約が必要になることもありますので、そこはしっかりとご自身でご確認ください。
僕自信、契約書については全くの無知でしたが、初案件を受注する前に、契約書周りはかなり入念に調べました。
それでは、一つ一つ簡単に解説します。
秘密保持契約書
秘密保持契約とは︖
相⼿⽅から開⽰を受けて知り得た営業上または技術上、業務上の⼀切の秘密情報の⽬的外使⽤や、第三者に開⽰することを禁⽌する契約のことです。
出典:GMOサイン「秘密保持契約書(NDA)とは︖書き⽅のポイントと作成の流れ【ひな形付き】」
会社員の方はすでにご存知の方が多いかと思いますが、NDAのことですね。
WEB制作では案件請負にしろ直取引にしろ、他社に制作の内容や状況を知られたくありません。
そこで、「今回の仕事で知った情報については外部に開示してはいけませんよ。」というNDAを締結するのです。
お客様からNDAの書類が送られ、そちらに署名する形で締結しますので、基本はこちらから用意することはないです。
NDAはほとんどの場合で結びますが、結ばなかった場合でもトラブルを避ける為、制作内容の外部口外は絶対に避けましょう。
業務委託契約書
業務委託契約書とは?
「業務委託契約書」とは、発注者がある業務の実施を受注者(外部の企業や個人)に委託し、受注者がこれを承諾して、発注者と対等の立場で、しかも自己の裁量と責任により、委託された業務を実施する場合に締結される契約書です。
ヒルトップ行政書士事務所-業務委託契約書の解説1(業務委託契約書とは)
「業務委託契約書」は、会社や個人のお客様やパートナー提携しているWEB制作会社から、正式にお仕事を発注する際に取り交わす契約書です。
ほとんどの場合で作業の発注には業務委託契約書を締結します。
提携した瞬間から自己責任と裁量が発生するので、誠意を持って対応しましょう。
こちらも発注者から契約書を送付され、そちらに署名する形で締結しますので、基本はこちらから用意することはないです。
契約内容については、事前に面談などでしっかり意識合わせをしておきましょう。
制作会社との提携面談で話した内容については下記記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
見積書
見積書とは?
見積書とは、受注側が取引内容にあたる金額、数量、工程、期間等を前もって発注側に提示するための文書です。発注側は、見積書の内容を検討し発注するかどうかを判断します。
楽楽迷彩「【5分でわかる!】見積書とは?見積書の書き方や必要な理由を徹底解説」
「見積書」とは、依頼される作業に対して、どのくらいの金額、数量、工程、期間で発注するかを受注者側が見積もったものです。
こちらは受注側から見積書を送付し、発注者が署名する形で締結しますので、基本はこちらから用意しましょう。
WEB制作会社からの案件請負の場合は制作会社が作成・送付してくれる場合が多いです。
ただ、金額や期間に関しては、双方で話し合った合意のもとで決めます。
金額は「この仕事にはこのくらいの工数がかかって、このくらいの期間がかかる為、この金額でお受けする」と見積もり根拠もあわせてお伝えしましょう。
請求書
請求書とは?
請求書とは、商品やサービスを納品した後に、依頼主(クライアント)に対価を請求する際に発行する書類です。
ビジドラ「納品書、見積書、請求書、領収書の違いとは?今さら聞けない4つの書類」
「請求書」とは、その名の通り、取引する商品などの個数や額などを記載した書類です。
こちらも受注側から見積書を送付し、発注者が署名する形で締結しますので、基本はこちらから用意しましょう。
WEB制作会社からの案件請負の場合は制作会社が作成・送付してくれる場合が多いです。
見積書と同様、金額や1ページいくらなどの認識に齟齬がないように、しっかりと意識を合わせておきましょう。
基本的には、見積書で合意した内容で請求することが多いです。
まとめ
以上、WEB制作に最低限必要な契約書を簡単にご紹介してきました。
WEB制作やWEBデザイナーとして個人で仕事を受けていく際に、最低限の知識は必ずつけておいてください!
契約書の知識もつけて、これから営業するという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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